|| よくあるお悩み ||
よくあるお悩み
創業から時間が経って企業規模が拡大してくると、さまざまな経営上の問題が発生します。売上や利益が増えなくなったり、組織が思うように動かなくなったり、事業が計画どおりに進まなかったりします。
経営者といっても、創業時には現場のプレイヤーであることがほとんどです。そこから規模が拡大してきて従業員を雇用しはじめると、今度はチームリーダーの役割が求められます。そしてさらに規模が拡大してくると、いよいよ経営者としての役割が求められ、先に挙げたような問題が発生します。
しかし、これは無理もないことです。プレイヤー、チームリーダー、経営者、それぞれに求められる役割も能力も大きく異なるからです。経営者には特に、企業のあるべき姿を明確に示して、中長期的な戦略を立て、組織全体を束ねて行動を促すことが求められます。
ここでは、そうした経営上のよくあるお悩みと解決策を例示しております。これらは実際の支援時にも助言させていただいているものです。ご参考になれば幸いです。
お悩み01
売上は順調に増えているのに利益が追いついてこない…
市場をとりまく環境が変化して、価格競争が激しくなっているのかもしれません。
この場合、企業戦略を再構築する必要があります。利益率の低い事業を縮小または廃止し、自社のコアコンピタンスを活かせる有望な事業に、資金や人員などの経営資源を集中することを検討しましょう。もし、既存事業に有望な事業がなければ、多角化して新規事業を開始することも検討しましょう。
お悩み02
経営目標を定めているがいつも達成できない…
前年比○○%増や○億円増などといった、根拠が薄く現実的ではない経営目標を定めてしまっているのかもしれません。
経営目標は、社長の希望だけではなく、投下する経営資源からどれだけの売上高や利益を得られるのかを考慮して決定する必要があります。事業ごとや商品ごとに可能な限り細分化して、それぞれの売上高と粗利益の計画を立て、それらを積み上げて一旦の経営目標とします。そして、社長の希望に沿うように計画を何度も見直してすり合わせ、最終的な経営目標を決定します。
お悩み03
給与に不満を持つ社員が増えてきた…
組織の階層が増えて社長と社員との距離が広がったため、「社長の主観」に依存した人事評価手法が通用しなくなっており、社員の成果を正しく評価できていないのかもしれません。
この場合、基準が明確で公平な人事評価制度を構築する必要があります。一般的な人事評価制度では、個人や部門のKPI(目標)を設定し、その結果によって評価します。各KPIの達成は、最終的にKGI(経営目標)の達成に貢献するものでなければなりません。これらKGIやKPIの設定は、経営計画策定時に行います。始めにKGI(経営目標)を定めて、それを達成する手段としてKPIを設定します。設定したKPIはモニタリングによって達成状況を確認し、賃金に反映します。
お悩み04
計画的な経営を始めたいがうまくいかない…
当初策定した計画と実態が大きく離れてしまったため、計画を実施することに意味がなくなってしまったのかもしれません。
計画は、作ったら終わりではなく、定期的にモニタリングして必要な修正を加えることで本当の意味を持ちます。特に、外部環境が急激に変化している場合は、企業戦略レベルまで遡って修正を検討する必要があります。社長が一人で継続してこれを行うことはハードルが高いため、幹部と複数人で行うか、外部の専門家を交えて行うことをおすすめします。
|| 戦略再構築支援プログラム ||
戦略再構築支援
プログラム
上記のようなお悩みをお持ちの方、また、トップページのベストコンサルティング診断でC判定だった方(戦略型コンサルティングが必要と判定された方)に、提供したい支援があります。
それが「戦略再構築支援プログラム」です。戦略再構築支援プログラムとは、ポスト資本主義社会移行期においてでも継続的に高い価値を創出できるように最適化された支援です。プログラムは、経営計画策定支援とモニタリング支援の2つで構成されます。
経営計画策定支援
経営計画は、まず初年度に3か年の中期経営計画を策定して、1年後と2年後に単年度の事業計画を策定します。3年後に再び、中期経営計画を策定し、以降はこれを繰り返します。
中期経営計画の策定は、通常以下の流れに沿って行い、3か年の中期経営計画書としてまとめます。事業計画は、「STEP05 事業戦略(STP)」以降を策定し、単年度の事業計画書としてまとめます。
計画書の作成だけではなく、課題解決のための適切な助言も随時させていただきます。
初回の中期経営計画策定では、一般的なケースで、1回2時間の面談を10回ほど行います。

経営計画策定の流れ
STEP
01
企業理念とコアコンピタンス
STEP
01
企業理念と
コアコンピタンス
計画策定の大前提となる、企業理念とコアコンピタンス(核となる強み)を確認します。これらの認識が正確でないと、その時点で経営目標を達成することは困難になります。まだ定義されていない場合は、そのご支援をさせていただきます。
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STEP
02
事業ポートフォリオ
どの市場に自社の経営資源を投下するのかを決定します。企業理念とコアコンピタンスに適合し、かつ有望な市場に資源を集中することが成功の鍵です。自社が適合せず魅力に乏しい市場からは、撤退または縮小の判断を下します。選択と集中を徹底することで、市場内の競合に競争優位性を確立できる可能性が大きくなります。
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STEP
03
企業戦略
事業ポートフォリオの決定に従って、事業ごと(あるいは商品グループごと)に、どれだけの経営資源を投下するのかを具体的に決定します。また、資源を投下した結果として、どれだけの売上や利益が期待できるのかを見積もり、経営目標として設定します。経営目標が納得のいくものになるまで、経営計画全体を何度も見直してすり合わせます。以下の各フェーズは、この経営目標を達成するための戦略になります。
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STEP
04
事業戦略(事業ドメイン)
STEP
04
事業戦略
(事業ドメイン)
顧客ニーズや競合の戦略を考慮して、どのような顧客に、どのような価値を、どのような強みを活用して提供するのかという、事業の範囲を決定します。
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STEP
05
事業戦略(STP)
事業ドメインの範囲内において市場を細分化し、商品を販売する具体的な顧客像と顧客に提供する独自の価値(ポジショニング)を決定します。コアコンピタンスがしっかりと活かされており、競合との差別化要因になっていることがとても重要です。
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STEP
06
機能戦略
事業戦略の決定に従って、マーケティングミックス(顧客に価値を届ける方法)を決定し、開発・営業・財務などの機能ごとに具体的な施策を検討します。
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STEP
07
行動計画
機能別戦略で決定した具体的な施策を確実に実行するため、それぞれの施策にKPIや責任者、期限などを設定して行動計画にまとめます。この行動計画を実施することで当初決定した経営目標を達成できるかどうか、しっかりと検証します。
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STEP
08
数値計画
行動計画を計画どおりに実施した場合の結果予測を数値に落とし込み、財務三表(貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書)を作成します。損益計算書は、事業ごとや部門ごとに細分化して作成します。この数値計画と、実際の結果である月次試算表を見比べながら、毎月のモニタリングを行います。
モニタリング支援
毎月一回、モニタリング会議を開催し、以下の流れに沿ってモニタリングを行います。
会議の2週間ほど前に、直近の月次試算表を提出していただきます。
会議にかかる時間は、一般的なケースで2時間から3時間です。
モニタリングの流れ
STEP
01
数値計画のモニタリング
計画と実績の数値を比較し、大きな差異があれば原因を特定し対策を検討します。外部環境の大きな変化が原因である場合は、事業ポートフォリオまで遡って戦略の修正を検討します。
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STEP
02
行動計画のモニタリング
行動計画の進捗を確認し、実施の遅れやKPIの未達などがあれば、原因を特定し対策を検討します。
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STEP
03
計画の修正
上記モニタリングの結果をうけて、必要があれば行動計画を修正します。
経営計画全体の大規模な修正が必要な場合は、新たに計画を策定します。こちらはモニタリング支援の範囲外になります。
ご提供価格
事業追加につきましては、異なる事業を複数展開していて事業戦略を個別に策定する必要がある場合に、追加となります。詳しくは無料相談時にご説明いたします。
計画期間中の大規模な計画修正につきましては、その都度お見積りさせていただきます。
| ◉ 中期経営計画の策定支援(初回) | 一式 528,000円+1事業追加ごとに88,000円 |
| ◉ 中期経営計画の策定支援(2回目以降) | 一式 374,000円+1事業追加ごとに44,000円 |
| ◉ 事業計画の策定支援 | 一式 264,000円+1事業追加ごとに44,000円 |
| ◉ モニタリング支援 | 月額 88,000円+1事業追加ごとに11,000円 |
3年間継続して支援した場合は「中期経営計画の策定支援1回+事業計画書の策定支援2回+モニタリング支援36回」となります。
※ 価格は消費税込みです。価格は予告なく変更になる場合がございます。
|| ご支援開始までの流れ ||
ご支援開始までの流れ
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02
ご相談
お約束の日時に訪問します。事業内容や経営課題などについてお聞きし、ご支援が可能かどうか判断します。
オンラインをご希望された場合は、日時調整時に発行されるGoogleMeetのURLからご入室ください。
03
お見積り
ご支援が可能である場合、ご相談後3日以内にお見積りを提出しますので、ご検討ください。
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04
ご契約
全てにご納得いただきましたら、ご契約を締結します。
電子契約サービスのURLをお送りしますので、そちらからご契約のお手続きをお願いします。
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05
ご支援開始
最初に、こちらから指定する資料をお送りいただきます。資料のやりとりには、クラウドストレージの共有機能を使用します。
初回の面談日時は、別途ご調整させていただきます。
\ 時代に最適な経営戦略をお望みですか? /
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